猫ねこは、高いところにどんどん登ったり、とびおりたり、せまいところにどんどんはいったりします。また、獲物を捕らえるときは、とてもすばやい動きをします。猫ねこはどうして、このような動きができるのでしょう?
ここでは、猫ねこの体の動きの仕組みをさぐってみます。
まず、猫ねこは筋肉がとても発達しています。とくに後ろ足の筋肉が発達しているため、自分の体の高さの5倍の高さまで、とびあがることができます。
猫ねこは、瞬発力はありますが、持久力はありません。そのため長い時間走ったりすることは苦手です。短い時間で、自分の持つ力を最大限に発揮するため、少しの運動時間で、すぐに疲れてしまいます。
猫ねこの体はとてもやわらかく、骨も軽くて強く柔軟にできています。また、体の動きにあわせて内臓の位置を変えることができます。そのため、体をいろいろな形に動かしても、内蔵を傷めることはありません。しなやかな体と抜群の平衡感覚を持っていて、高いところからとびおりても、空中で体制をたえなおして着地できます。
また、体のバランスをとることが上手なため、幅のせまい塀の上なども、軽々と歩くことができるのです。体のバランスは、耳の中にある三半規管や、ひげ、しっぽなど全身を使ってとっています。
猫ねこの皮膚は、とてもうすくてしなやかで丈夫です。おまけに、のびちぢみすることができます。これは、猫ねこが体をしなやかに動かす役にたっています。
また、皮膚に余裕があるため、痛みを感じにくく、爪などでけがをしにくくなっています。