猫ねこの体/ 耳

 猫ねこの耳は、人間の耳と違い、三角形をしています。猫ねこは、とっても耳がよく、獲物をとらえるためや、敵の位置を知るために役立っています。また、猫ねこが抜群に運動能力がいいのも、耳に秘密があります。
 ここでは、猫ねこの耳の秘密をさぐってみましょう。

 音を聞く

 猫ねこは、音を聞く能力が高い生物です。特に高い音をよく聞き分けることができます。高い音の聞こえる範囲は、人間はだいたい20000ヘルツ、犬は40000ヘルツ、猫ねこは100000ヘルツを聞くことができるようです。

 猫ねこの耳がこのように発達したのは、猫ねこが獲物としていたネズミが高い音を出すので、その音を聞き分けるためだといわれています。

 猫ねこには、人間には聞こえていない音が聞こえるというわけです。

 位置を知る

 猫ねこは、音のする方向と、その音までの距離をつかむことが得意です。

 これは、猫ねこは、耳をさまざまな方向に動かすことができるためです。また、猫ねこは、左右の耳を別々に動かすこともできます。

 バランス感覚

 猫ねこは、高いところに上ったりおりたり、ジャンプしたり、空中で一回転したりすることができます。

 猫ねこは、耳の奥にある三半規管が人間よりも発達しているため、体のバランスをとることが得意なのです。

 耳のたれた猫ねこ

 スコティッシュフォールドという種類の猫ねこには、たれている耳が多く見られます。このような猫ねこは、耳の中が汚れやすいため、こまめに手入れをしてあげるとよいかもしれません。

 耳のお手入れ

 猫ねこの耳は、ゴミなどがはいらないように、手前にたくさんの毛やひげが生えています。そして、耳の中は汚れていないのが普通の状態です。猫ねこが何匹か一緒に暮らしている場合は、お互いになめあって、耳の中の掃除をしますが、一匹だけで暮らしている場合は、ときどき耳のお手入れをしてあげるとよいかもしれません。
 猫ねこの耳は、とても敏感で繊細にできています。お手入れをするときは、めん棒などでそっと汚れをとるようにして、強くこすったりしないようにしましょう。

 また、あまりに汚れがひどい場合は、耳ダニの可能性もあります。この場合は、耳のお手入れだけでは治らないので、獣医さんのところに連れて診てもらうことがおすすめです。

 目の青い猫ねこの耳

 白い色をした猫ねこが、青い目をしているときは、目と内耳の形成不全によって、耳が聞こえないといわれています。片目の色が違うオッドアイで青い目を持っている場合、青い目のほうの耳が聞こえないといわれています。

 耳にあらわれる猫ねこの気持ち

 猫ねこは、耳にも気持ちがあらわれます。普通のとき、嬉しいときは、耳がまっすぐぴんとたっています。寝ているときでも、耳が動いていたりしているときは、うとうとしながら周りの音を聞いています。

 猫ねこが怒っているときや、こわくて警戒しているとき、獲物をねらって今にも飛びかかろうとしているときは、耳は頭にそってねています。