猫ねこの体/ 目

 猫ねこの目は、顔の面積に比べて、とっても大きいのです。猫ねこの見た目が、かわいらしいのは、この目の大きさに原因があるのかもしれません。
 猫ねこの目は、かわいらしいだけではなく、さまざまな秘密があります。ここでは、猫ねこの目の秘密をさぐってみましょう。

 瞳の大きさ

 猫ねこの瞳は、大きさがころころと変わります。

 まわりが暗いときの瞳は、こんな感じです。光をたくさん目に集めて、ものを良く見えるようにするために、瞳が大きくなります。
 おどろいたとき、うれしくて興奮しているとき、興味あるものを見つけたときも、このように瞳が大きくなります。

 まわりが明るいときの瞳は、こんな感じです。目にはいる光をおさえて、明るくてもちゃんとものが見えるように、調節しています。

 目の色

 猫ねこの目の色は、さまざまです。下に紹介している目の色以外にも、さまざまなバリエーションがあります。

イエロー グリーン オッドアイ

 また、生まれて間もない生後7ヶ月くらいまでの子猫は、このように青い目に見えることがあります。これは、まだ目の虹彩という部分に色素が沈着していないため、このように見えるのです。成長するにしたがって、徐々に、本来の目の色になっていきます。

 瞬膜

 猫ねこの目には、目頭や目じりに、瞬膜という薄い膜が見えることがあります。
 これは、猫ねこの目を保護するためにあります。普段は、見えなかったり、ほんの少し見える程度です。猫ねこが眠るときに出てきて、目を保護しています。
 猫ねこがリラックスして眠たいとき、目を覚ましたばかりのときに、瞬膜が出たままになっていることがあります。
 それ以外のときにも、この瞬膜がいつも出たままになっているときは、猫ねこの具合が悪いと考えられます。信頼できる動物病院で診察してもらいましょう。

 視力

 猫ねこは暗いところでも、ものを見ることができます。でも、本当に光が全くないところでは、ものを見ることができません。
 猫ねこの視力は、あまりよくないと言われています。ものの形などは、ぼやけた感じで見えています。一番よく見える範囲は2〜6メートル先の範囲だそうです。
 一方で、動くものを見ることに優れています。50メートル先の動くものにも反応します。これは、猫ねこは肉食動物なので、獲物を発見することができるように、目の能力が発達してきたためです。
 また視野が広いため、斜め後ろにいる獲物を発見することもできます。獲物までの高さや距離も、正確にはかることができます。
 その他に、猫ねこは、色を区別することが苦手です。赤や緑がぼんやりと区別できる程度にしか、色の区別をつけることができません。

 猫ねこの目には、世界はどうやってうつっているのでしょう??
 こちらでは、猫の目と人の目の色の見え方の違いを比べることができます。
        →花王「猫の不思議サイエンス」猫は色を識別できるのか?

 猫ねこは、目だけでなく、耳やひげなど、体全体を使って、まわりの世界をさぐっています。
 猫ねこの目にうつったり、体で感じる世界は、どんな感じなのでしょう?猫ねこの感じる人間が、少しでも素敵なものだといいですね!