猫ねこの歴史/ 日本での猫ねこの歴史

 日本では、猫ねこは船に乗ってやってきました。ここでは、一般的にいわれている日本の猫ねこの歴史を、わかりやすく説明しています。

 日本で一番最初に、人間と暮らし始めた猫ねこ

 日本では、一番最初に、猫ねこと人間が暮らしはじめたのは、奈良時代の終わり頃といわれています。

 日本に仏教が広まるとともに、仏典などが運ばれてきました。猫ねこも、シルクロードを通って中国から日本へ、仏典をネズミから守るために、船に乗せられてやってきたそうです。

 こうして、日本で、猫ねこと人間が暮らしはじめました。

 完全室内飼いの猫ねこ

 日本では、猫ねこは、現代では野良の猫ねこもたくさんいますが、最初は、完全室飼いをされていました。貴重な動物として、家の中で、綱につながれて飼われていたようです。

 江戸時代になり、徳川綱吉が「生類憐れみの令」を定め、猫ねこをつないで飼うことを禁止しました。猫ねこは、自由に外に出すという文化は、この頃からはじまりました。

 現代の日本での猫ねこ

 猫ねこは、ネズミをとるために、無計画に増やされました。
 もともとは、家の中だけで暮らしていた猫ねこは、外で増え続けた結果、保健所に持ち込まれ、殺され続けています。また、野良の猫ねこも、現代の人間社会は江戸時代と違い、自然の中に獲物がいないため、人間のくれる餌に頼らなければいけません。人間の汚した町の片すみで、人間が餌をくれるのを待ちながら生きています。
 一方で、猫ねこを商品化し、人為的に品種改良をかさねて、めずらしい姿形の猫ねこを作り出すようになりました。近親交配による品種改良によって、体の弱い猫ねこが生まれることが問題となっています。

 猫ねこは、猫ねこであるということだけで、人間から愛され続けています。それは、人間によりそい、人間のパートナーとして、人間には欠けている何かを、猫ねこが人間に与えてくれるからではないでしょうか?

 人間は、人間として恥ずかしくない、猫ねこと人間の歴史を、始める時期に来ているのかもしれません。