猫ねこの歴史/ 世界での猫ねこの歴史

 猫ねこは、ず〜っと昔は、人間とは一緒に暮らしておらず、猫だけで生活していました。いったい、いつから猫ねこと人間は、仲良く一緒に暮らすようになったのでしょうか?
 ここでは、一般的にいわれている、猫ねこと人間の歴史について、わかりやすく説明しています。

 世界で一番最初に、人間と暮らし始めた猫ねこ

 世界で、一番最初に、猫ねこと人間が暮らしはじめた場所は、エジプトといわれています。

 古代エジプト文明が栄えた頃のことです。人々は、畑を作ったりするために森を切り開いていきました。ところが、そこは猫が住んでいました。住むところのなくなった猫は、人間の近くで暮らすようになりました。

 人間は、猫が人間のそばで暮らすことを喜び、猫を神聖な神様として崇拝したりしました。なぜなら、猫は、大事な食料をあらしたり病気を運んでくるネズミを、退治してくれたからです。

 こうして、猫ねこと人間の歴史がはじまったといわれています。

 世界中に住みはじめた猫ねこ

 人間と暮らしはじめた猫ねこは、人間と一緒に船に乗りました。人間は、船の中でネズミを退治させるために、猫ねこを船に乗せたといわれています。こうして、猫ねこは、世界各地で人間と暮らしはじめました。猫ねこは、日本にも、人間に連れられて、船でやってきました。

 猫ねこ迫害の歴史

 人間のためにネズミを退治させるために、世界中に住みはじめた猫ねこ。
 ところが、中世のヨーロッパで、猫ねこが大量に殺されるという歴史がありました。
 中世のヨーロッパで「魔女狩り」が行われて、罪のない人々が、裁判で魔女と決められて、火あぶりにあったりしたのです。猫ねこも、魔女の手先と考えられて、犠牲になりました。

 その結果、ネズミが大量発生して、ネズミの運ぶペスト菌により、ペストが大流行しました。これにより、当時のヨーロッパ人口は、激減しました。

 人間によって改良された猫ねこ

 猫ねこは、もともとネズミをとることが上手な生物でした。
 ところが、人間は、ネズミとりのためではなく、猫ねこを自分の生きたおもちゃとして考えるようになりました。人間は、猫ねこに対して、人為的に品種改良をかさねて、めずらしい姿形の猫ねこを作り出し、それを自慢することを楽しむようになりました。

 現代では、近親交配による品種改良によって、体の弱い猫ねこが生まれることが問題となっています。

 猫ねこは、猫ねこであるということだけで、人間から愛され続けています。それは、人間によりそい、人間のパートナーとして、人間には欠けている何かを、猫ねこが人間に与えてくれるからではないでしょうか?

 人間は、人間として恥ずかしくない、猫ねこと人間の歴史を、始める時期に来ているのかもしれません。